安らぎのロマネスクを求めて!ボイ渓谷に行ってみよう

モデルニスモだけじゃない

カタルーニャといえば、華やかで、斬新で、心おどるモデルニスモの芸術作品の数々を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、忘れてはならないのが、世界屈指のロマネスク美術です。10世紀から12世紀にかけ広まった、素朴で幻想的で、ちょっとキュートな美術がたくさん遺されています。とくに隠れ里のようなピレネーの山間の村だけでも、結構な数があるんですよ。スペイン旅行に来たら、バルセロナなどの中心部だけでなく、少し足を延ばして、小旅行を楽しんでみましょう。モデルニスモにはない、新たな発見があります。

迫力ある映像でより膨らむイマジネーション

遺されたものの中でも特におすすめなのが、ボイ渓谷のタウル村のサン・クリメン聖堂です。建物の保存状態もよく、世界遺産に登録されています。雪のシーズンは、雪を頂いた山々を背景に、1000年以上の時を超えてそこにある建物が、自然と同化して見えるでしょう。6層のアーチの鐘楼を伴う聖堂は、素朴ながらも端正で内部はかつて絵画で埋め尽くされていました。しかし、あまりに重要なロマネスク美術とあって、カタルーニャ美術館に壁画は移築されています。

現在は、秀逸なビデオマッピングシステムにより、創造当時のままの姿を楽しむことができるんですよ。中世ロマネスク絵画の世界にただ浸るだけでなく、10分ほどのマッピングでは、ロマネスク様式のフレスコ画の技法を知る手助けにもなる映像が盛り込まれていて、とても優れたものです。訪問の際の必見、スポットになります。

フライアゴーでたのしい

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